デジタルマーケティングへの取り組みが遅れた「ある企業」の話
今回はちょっと怖い話をします。
もし、あなたが加速するデジタル化の波に乗ることができなかった場合、どんな未来が待っているのでしょうか?
例えば、2017年に破綻した旅行会社の「てるみくらぶ」を知っていますか?
当時、「てるみくらぶ」はネット広告を使った旅行販売で業績を伸ばしている会社でした。
しかし、同業者との競合が激化してきたため、ある時期からシニアの富裕層をターゲットに絞った戦略に転換しました。
そして、時代に逆行するように、新聞を中心とした紙の広告に力を入れるようになったのです。
結果はどうだったか?
期待する効果が得られず、広告費ばかりが膨らんで利益率が悪化し、ついには破綻してしまいました。
「シニアはネットではなく紙を見ている」
という思い込みのままに走ってしまったということが原因でした。
今はシニアでもLINEやInstagramを使ったり、YouTube動画を見ている人は多くなっています。
ちょっとインターネットで検索すれば、このような記事はすぐに見つかりますよね?
↓↓↓
高齢者のSNS利用率が増加中! 【高齢者向けSNS 4選】
https://ostance.com/journal/00019/
もちろん、昔からあるテレビ、新聞、雑誌、ラジオなどのマスメディの広告が効果がなくなったわけではありません。
ただ、マスメディアに広告を出すには、それなりの予算が必要になります。
ですので、予算が限られている中小企業では、最も効果の高い施策に予算を集中投下する必要があります。
脅かしたいわけではないのですが、これからはますますデジタルマーケティングに真剣に取り組む企業は勝ち残り、デジタルマーケティングに疎い企業は淘汰されていくことになっていくでしょう。
このデジタルマーケティングを追い風にするのか、逆風として吹き飛ばされてしまうのかは今、あなたが行う決断と行動にかかっています。
いち早くデジタルマーケティングを始めて、どんどんノウハウを蓄積していきましょう。