【オススメ本】うまくいっている人の考え方 完全版
どんな本?
あなたはこんな経験をしたことはありませんか?
仕事やプライベートで失敗してしまい、
「あ〜、どうしていつも自分はダメなんだろう」
と落ち込んでしまう、、、。
そして、
「いつもうまくいっている人と自分とは一体、何が違うのだろうか?」
と考えてはみたけど、答えが分からずにモヤモヤした気持ちになってしまう、、、。
この本はあなたの「そんな疑問」に答えてくれる本です。
結論を言ってしまうと、著者によれば、うまくいっている人は「自尊心が高い」という共通点があるそうです。
そして、自尊心とは、自分を好きになる気持ちのこと。
つまり、自分を好きになり、他人と同じように自分も素晴らしい人生を送るに値する人間だと信じる気持ちのことだそうです。
でも、自分が失敗ばかりしている時に、「どうやって自分を好きになれと言うのか?」と思ってしまいますよね?
また、うまくいっている人は常に良い考え方を学び続けているという共通点があるそうです。
でも、良い考え方とはどういう考え方で、どうすればそれを学び続けることができるのでしょうか?
18年間読まれ続け、100万部を突破している本書は、そんな疑問に具体的に答えてくれる本です。
誰が書いたの?
ジェリー・ミンチントン(Jerry Minchinton)
アメリカの著述家。多年にわたり経営者としてビジネスに携わるうちに「人が自尊心を高め、自らの価値を確信することが、人生における成功や幸福に直結する」ということに気づき、自尊心に関する研究をおこなう。
著書は本書をはじめ『心の持ち方』『自分の価値に気づくヒント』など多くが日本でベストセラーになっている(いずれもディスカヴァー刊)
この本のポイントは?
■ポイント1
自分を好きになる
自分を好きになるためには、具体的に下記の考え方と行動を習慣化することが大事だそうです。
・自分をけなさない
・自分のための時間を持つ
・他人に期待しない
・間違った自分を責めない
・自分で考え、自分で決める
・ほめ言葉は素直に受け入れる
・よけいな競争はしない
・他人に関する悪い感情はさらりと忘れる
・他人の反応は気にしない
■ポイント2
より良い考え方を学び続ける
より良い考え方を学び続けるためには具体的に、下記の考え方と行動を習慣化することが大事だそうです。
・いい人間関係を楽しむ
・友人を慎重に選ぶ
・耳の痛いことでも快く受け入れる
・幸せ指数を高める
・所有物で自分の価値を高めようとしない
・賢明な選択をする
■ポイント3
他人に向ける感情と行動はすべて、自分が自分をどう思っているかが表れる
あなたは相手に対してイラッとして、ついつい怒ってしまうことはありませんか?
でも、後になって、
「相手に対して怒ってしまったけど、実は自分自身に対してイラついて、その感情を相手にぶつけてしまったな、、、」
と後悔したことはありませんか?
私たちは「相手が悪いことをしたから自分は怒った」と考えがちですが、実は違っていて「自分の自尊心が低い状況だから相手に怒ってしまった」ということが真実だということです。
まとめ
この本に書かれていることは本やセミナー、または上司や家族から一度は聞いたことがあることばかりだと思います。
本書を読んでいくときっとあなたは「そんなこと知ってるよ」と感じることが多いと思います。
でも、「知っていること」と「できていること」は天と地ほど違うことは、あなたも知っていますよね?
この本は読んでいると他人でなく、自分の心と対話するような気持ちになってくるから不思議です。
人間関係に疲れてしまったり何かに迷ってしまった時、本書を読むと自分の「本音」と「建て前」に気づくことができ、少しだけ心が軽くなって元気を取り戻せるようになりますので一度、読んでみることをオススメします。