「DXってよく分からん!」と思っているあなたに聞いて欲しい話

あなたは「DX」という言葉を聞いたことがありますか?

DXとは?

DX(Digital Transformation / デジタルトランスフォーメーション)とは、進化したIT技術を浸透させることで、人々の生活をより良いものへと変革させるという概念のことです。

なんか、難しそうですよね?

もっと分かりやすく考えてみましょう。

突然ですが、あなたは普段、LINEでコミュニケーションをとったり、YouTubeで動画を見たりしますか?

「俺(私)、LINEとか使わないし、YouTubeもあまり見ないんだよね」

もし、あなたがそう考えているのなら、少し周りを見渡してみてください。

DXによる社会変化の具体例

例えば、通勤電車の中。

昔はビジネスパーソンたちが満員電車の中で、綺麗に降り畳んだ日経新聞を片手に持って、器用に読みながら通勤する姿が一般的でした。

では、今はどうでしょうか?

紙の日経新聞を持っていた手は、いつしかスマホを持つようになり、ニュースアプリや自分の好きな動画を見ながら通勤電車に乗る人がほとんどになりました。

例えば、休日の自宅のリビングルーム。

昔は家族みんなで1台のテレビのチャンネルを奪い合ったり、1つの番組をみんなで見ながら一家団欒していました。

では、今はどうでしょうか?

今は片手に納まるスマホ1台あれば、ネットフリックすやアマゾンプライムビデオなどにすぐにアクセスできて、いつでも自分の好きな番組を楽しむことができます。

家族が一緒にリビングルームにいても、それぞれが自分のスマホで違うことをしているということが、当たり前になりました。

これこそが、DX(デジタルトランスフォメーション)とか、難しい言葉で語られている社会や市場の変化の本質です。

DXはあなたの大切なお客さんの生活をどう変えているのか?

あなたがLINEも使わないし、YouTubeを見ないことは個人の自由なので、好きにすればいいと思います。

でも、あなたの大切なお客さんがLINEを使いこなし、テレビよりもYouTubeをよく見る人だったらどうでしょうか?

あなたはLINEが使えないので、お客さんにメッセージを送る時、普段から使い慣れているメールを使うかもしれません。

でも、お客さんからしたら、メールを使うのは面倒くさくて、LINEを使いたいと思うかもしれません。

そんな時、コミュニケーション手段がメールしかない会社とLINEも会社、どちらが選ばれる確率が高いでしょうか?

当然、LINEでコミュニケーションが取れる会社の方が有利になりますよね?

昔、携帯電話が出始めた頃、好きだった彼女、彼氏が携帯電話を持つようになったら、自分も真っ先に欲しいと思ったものです。

だって、携帯電話さえあれば自分の大好きな彼女、彼氏と仲良くなれる確率はグンと上がるのだから当然、欲しくなっちゃいますよね?

痩せ我慢をして「俺(私)はそんな流行りもんなんかに興味ないもん!」と意地をはるのはあまりにももったいないと思いませんか?

だって、青春は二度と戻らないのだから!

昔からこんな格言があります。

think like fish,not like fisherman.
(魚を釣りたければ釣り人の立場ではなく、魚の立場になって考えろ)

あなたの大切なお客さんは今、どんなものに夢中になり、何を見ているのかを注意深く観察しましょう。

DX、進化したIT技術の浸透は、あなたの大切なお客さんの生活を具体的にどのように変化させているでしょうか?

DX(デジタルトランスフォメーション)はそこから始まります。

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